オトプケニットロゴ

むかし北海道の農家では、1、2頭の羊を飼っていて、
農業ができなくなる厳しい冬の間に、その毛を刈り、洗い、紡ぎをして毛糸にし、
家族のために防寒着を編んでいました。
子どもたちが成長して着れなくなったセーターは、
次の冬に別の糸とあわせて少し大きなセーターに、ちょっきや靴下、手袋に編みなおされ、
ずっと大切に使われました。
紡ぎや編みが暮らしのひとコマであったこの地から、
この地の物語とともにオトプケニットをお届けしたいと思っています。